“じそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
侍側63.6%
自足27.3%
時速9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
侍側じそくには、土井、本多ほんだ、酒井などの閣臣や近習衆きんじゅうしゅうをはじめ、僧侶などの姿も見え、秀忠はやや小高い所に床几しょうぎを呼び、そこに一休みしていた。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そう思うと、自足じそくのおもいにおのずから、冷たい微笑が、唇を軽くうごかさずには置かぬ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
歩道に平行に五本並んでいて、歩道に一番近いのが時速じそく十キロで動いているもの。次が二十キロ、それから三十キロ、四十キロ、五十キロという風にだんだん早くなります。
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)