“じきげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
直下87.5%
直解12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この本を読んだ人がえん行者ぎょうじゃになれる——というような世俗的魅力がお銀様をとらえたのですが、その直下じきげにこれをこなすの機会と時間とを与えられなかったから
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
禅宗では、「直下じきげ」という言葉をよく使うが、全く直下に見さえすればよい。知慧や評判を持ち出すなら直下ではない。知識は物を離れて見るという働きに過ぎぬ。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
片岡豊忠の『算法直解じきげ』にもその答術があり、『勿憚改』もまた別に答術を作ったのであることを記す。
芸術と数学及び科学 (新字新仮名) / 三上義夫(著)