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しわくちゃ
ふりがな文庫
“しわくちゃ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
皺苦茶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皺苦茶
(逆引き)
いくら景色がよくっても野だなどといっしょじゃつまらない。清は
皺苦茶
(
しわくちゃ
)
だらけの婆さんだが、どんな所へ連れて出たって
恥
(
は
)
ずかしい心持ちはしない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
と取合う気色も見えぬに、茶一杯
饗応
(
もてな
)
されぬ助役は
悄然
(
すごすご
)
として元
来
(
き
)
し道に
取
(
とっ
)
てかえしぬ、正兵衛は後見送りて、
皺苦茶
(
しわくちゃ
)
の眉根を
顰
(
ひそ
)
め、ああ厄払い厄払い。
厄払い
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
お前はこれからどうあっても、この
皺苦茶
(
しわくちゃ
)
の
扮装
(
なり
)
のままで、三斎屋敷に駆け込まなけりゃあ駄目なのだよ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
しわくちゃ(皺苦茶)の例文をもっと
(9作品)
見る
“しわくちゃ”の意味
《名詞》
(薄いものや表面が)皺だらけであること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)