“しらやき”の漢字の書き方と例文
語句割合
白焼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開いて串に刺して、白焼しらやきにしてあるのを辛味からみに煮て入れますが、いつまでも飽いたといわれませんのは、きっと油濃くないからでしょう。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
それを半斤位と思うほど一合のスープへ混ぜて弱火とろびで少し煮て塩味をつけて牛乳五勺を加えます。これには白焼しらやきにした魚を使っても構いません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
第三十四 鯛のしるけ飯 も大層たいそう結構なものですがそれは先ず鯛を丸のまま白焼しらやきにして肉と骨とを別々にします。その骨や頭を水から三時間ほど煮てスープを取っておきます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
第三十二 たい飯 は名古屋あるいは静岡辺の名物になっていますが国々で少しずつ製法が違います。先ず普通のものは鯛の身を白焼しらやきにして手で細かくみほごしたものを桜飯へ混ぜて炊きます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ソーダ松魚がつお白焼しらやき 秋 第二百十七 ソーダ松魚がつお
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)