“しょよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
所用100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロミオ マーキューシオーどの、ゆるしてくだされ、じつ是非ぜひない所用しょようがあったからぢゃ。あんなをりには、つい、その、れいぐることがあるならひぢゃ。
所用しょようあれば、あとの時務は一さい明日聞く」と表方へいいわたして、湯殿の湯けむりにひたったのがもう約束の宵だった。そろそろ千種忠顕が見える頃である。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)