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しょたいくず
ふりがな文庫
“しょたいくず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
世帯崩
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世帯崩
(逆引き)
年は二十ちょっとぐらいだろうが、
世帯崩
(
しょたいくず
)
れのような、ひどく
老
(
ふ
)
けてみえる女が注文を聞きに来て、おや、指定さんのにいさんじゃないの、と驚いたように云った。
落葉の隣り
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
世帯崩
(
しょたいくず
)
しの
年増女
(
としまおんな
)
を勝手元に働かせて、独身で暮している川西のために、時々上さんの
為
(
す
)
るような家事向の用事に、器用ではないが、しかし
活溌
(
かっぱつ
)
な働き振を見せていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
後ろに
慎
(
つつ
)
ましく控えたのは、二十二三の内儀、
白粉
(
おしろい
)
も紅も抜きにして少し
世帯崩
(
しょたいくず
)
れのした、——若くて派手ではありませんが、さすがの平次もしばらく
見惚
(
みと
)
れたほどの美しい女でした。
銭形平次捕物控:078 十手の道
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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