“しょくぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嘱望90.9%
属望9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今から五年ばかり前までは女流ピアニストとして楽壇若手では最も未来を嘱望しょくぼうされていた一人であった。
逗子物語 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ところがかつて基督教に興味を持ってバイブルを読んでいましたから、外人の牧師とも話が合って、嘱望しょくぼうされてそれらの外人牧師と一緒に廃娼はいしょう問題を説いた事もありました。
我が宗教観 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
つとに、勧学院でも、みとめられ、将来は、朝廷から学問料もたまわり、大学寮へはいって、文章得業生もんじょうとくごうしょうたり得ようとまで——属望しょくぼうされていたものであったが、近来のかれの素行は、それらの先輩や
文章得業生もんじょうとくごうしょうをも属望しょくぼうされていた秀才とは、これなのか。