“しょうぶがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
菖蒲革85.7%
尚武革14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにはしばしば菖蒲模様しょうぶもようを見かけますが、それは言葉が尚武しょうぶに通じるからであります。これを一般に「菖蒲革しょうぶがわ」と呼びますが、模様として既に古典的なものといえましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
「いいとも」と、菖蒲革しょうぶがわのほうが、役宅の横を廻って、塀つづきの角兵衛の住居のほうへ様子を見に行った。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「一四一四年サンガル寺発掘記」の他二冊を脇に取り除け、綸子りんず尚武革しょうぶがわを斜めに貼り混ぜた美々しい装幀の一冊を突き出すと
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)