“しょうにゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
勝入100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊丹いたみの池田信輝も、一子勝九郎しょうくろうともなって、この日、途中から秀吉の軍に投じた。信輝も、今朝出陣の間際に、剃髪ていはつして、名も勝入しょうにゅうとあらためていた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、励まし、その夜は、自分も家族の一人となって、勝入しょうにゅうのおもい出ばなしに夜をかした。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
義父の勝入しょうにゅうよりも、この日は、かえって若いかれの方が、どことなく、落ちついていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)