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しょうでんやま
ふりがな文庫
“しょうでんやま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
聖天山
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聖天山
(逆引き)
待乳山
(
まつちやま
)
。……またの名を
聖天山
(
しょうでんやま
)
の高みから、今戸橋、及び、川をへだてた向島をながめみわたした景色であります。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
旦那が達者のうちお賤に己が死んだら
食方
(
くいかた
)
に困るだろうから、死んでも食方の付く様にといって、実は
根本
(
ねもと
)
の
聖天山
(
しょうでんやま
)
の
手水鉢
(
ちょうずばち
)
の根に金が埋めて有るから、それを
以
(
もっ
)
てと言付けて有るのだ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
だが、家のものとしては、年頃でいて、のらくらと
夜更
(
よふか
)
しの連続では、愛想をつかす方が
尤
(
もっと
)
もと思うと、
雨垂
(
あまだ
)
れほどに戸も叩けず、すごすご近くの
聖天山
(
しょうでんやま
)
で夜を明かすのが例にさえなった。
「明治のおもかげ」序にかえて
(新字新仮名)
/
喜多村緑郎
(著)
聖天山
(
しょうでんやま
)
の工事の出来上らない限り、
今戸橋
(
いまどばし
)
について何かいうのは無駄である。……が、それにしても、山谷堀のお歯黒といってもない水のいろについてだけは哀しみたい。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
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