“しゅちにくりん”の漢字の書き方と例文
語句割合
酒池肉林100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食物だけのことを望めば、人間はいかなる酒池肉林しゅちにくりんれても永く満足はせぬものである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
それは明治十八年頃のいわゆる鹿鳴館ろくめいかん時代で、晩年にはあんなゴチゴチの国粋論者、山県元帥やまがたげんすいでさえ徹宵ダンスをしたり、鎗踊やりおどりをしたという、酒池肉林しゅちにくりん、狂舞の時期があった。
杯盤狼藉はいばんろうぜき酒池肉林しゅちにくりん——というほどの馳走でもないが、沢庵たくあんの輪切りにくさやをさかなに、時ならぬ夜ざかもりがはずんで、ここ離庵の左膳の居間には、左膳、源十郎、仙之助に与吉。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)