“しゃけつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
瀉血100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは心配性の逸作に向って、わたくしが父の死を見て心悸しんき亢進こうしんさせ、実家の跡取りの弟の医学士から瀉血しゃけつされたことも、それから通夜の三日間静臥せいがしていたことも、逸作には話さなかった。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
或る人は探偵小説を一つの精神的な瀉血しゃけつだと説明している。
探偵小説の正体 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
瀉血しゃけつをする、急いでくれ』
街の探偵 (新字新仮名) / 海野十三(著)