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しゃくてつ
ふりがな文庫
“しゃくてつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
灼鉄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
灼鉄
(逆引き)
彼は
灼鉄
(
しゃくてつ
)
炎々
(
えんえん
)
と立ちのぼる
坩堝
(
るつぼ
)
の中に身を投じたように感じた——が、そのあとは、意識を失ってしまった。
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
海軍工廠
(
かいぐんこうしょう
)
に勤めていたものの、不幸にもウィンチが切れ、
灼鉄
(
しゃくてつ
)
が高い所から、工場の床にドッと墜ち、それが火花のように飛んで来て眼に入り、退職しなけりゃならなくなって、それからこっち
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鉄工場には、官設といわず、民間会社と云わず、三千度の溶鉱炉が真赤に燃え、ニューマティック・ハンマーが
灼鉄
(
しゃくてつ
)
を叩き続け、
旋盤
(
せんばん
)
が
叫喚
(
きょうかん
)
に似た音をたてて同じ形の軍器部分品を
削
(
けず
)
りあげて行った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しゃくてつ(灼鉄)の例文をもっと
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