“しもごえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
下肥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも、数日の後には、次郎は、下肥しもごえを汲んでいた直吉の頓狂とんきょうな叫び声で、大まごつきをしなければならなかった。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
葛西かさい肥料屋こやしやでは、肥桶こえおけにぐっとうでを突込み、べたりと糞のつくとつかぬで下肥しもごえ濃薄こいうすい従って良否を験するそうだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
しかし市場にあるものでは、下肥しもごえを使ったかもしれないという心配が大いにある。それで庭の一部に小さい畑をつくって、そこで妻がレタスをつくることになった。
サラダの謎 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)