“しまざきとうそん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:シマザキトウソン
語句割合
島崎藤村100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分たちの左右には、昔、島崎藤村しまざきとうそんが「もっとかしらをあげて歩け」と慷慨こうがいした、下級官吏らしい人々が、まだただよっている黄昏たそがれの光の中に、蹌踉そうろうたる歩みを運んで行く。
毛利先生 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
島崎藤村しまざきとうそん氏らの新体詩と並立して、蕪村句集を愛読した実の理由は、思うに全くこの点に存している。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)