“しほた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潮垂50.0%
鹽垂50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番屋へ行つて見ると、お半はすつかり潮垂れて、運命を待つ姿でした。その側で口書きを取つて居るのは、得意滿面の三輪の萬七、お神樂の清吉。
女客と言ふのは、二十四、五の中年増、眉のも青々とした、凄いほどの美人ですが、小辨慶の單衣はひどく潮垂れて世帶くづしの繻子の帶にも少しばかり山が入つて居ります。
名前は恐ろしく立派ですが、五十二、三の鹽垂れた中老人で、里見屋の長屋に住んで、家主吉兵衞のの相手などをして、細々と暮して居る、影の薄い二本差です。
入口の格子の横手は少しばかりの空地で其處には手踊りの師匠、坂東久美治こと、お組の踊り舞臺が掛けてあり、大夕立に叩かれて、見る影もなく鹽垂れてをります。