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しほた
ふりがな文庫
“しほた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
潮垂
50.0%
鹽垂
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潮垂
(逆引き)
番屋へ行つて見ると、お半はすつかり
潮垂
(
しほた
)
れて、運命を待つ姿でした。その側で口書きを取つて居るのは、得意滿面の三輪の萬七、お
神樂
(
かぐら
)
の清吉。
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
女客と言ふのは、二十四、五の中年増、眉の
跡
(
あと
)
も青々とした、凄いほどの美人ですが、
小辨慶
(
こべんけい
)
の單衣はひどく
潮垂
(
しほた
)
れて世帶くづしの
繻子
(
しゆす
)
の帶にも少しばかり山が入つて居ります。
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しほた(潮垂)の例文をもっと
(2作品)
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鹽垂
(逆引き)
名前は恐ろしく立派ですが、五十二、三の
鹽垂
(
しほた
)
れた中老人で、里見屋の長屋に住んで、家主吉兵衞の
碁
(
ご
)
の相手などをして、細々と暮して居る、影の薄い二本差です。
銭形平次捕物控:201 凉み船
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
入口の格子の横手は少しばかりの空地で其處には手踊りの師匠、坂東
久美治
(
くみぢ
)
こと、お組の踊り舞臺が掛けてあり、大夕立に叩かれて、見る影もなく
鹽垂
(
しほた
)
れてをります。
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しほた(鹽垂)の例文をもっと
(2作品)
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