“しつむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
執務50.0%
悉無50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏の演説であれ、氏の会話であれ、役人が平素執務しつむの際にとる態度で、いわゆるビジネス・ライクである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
役所や会社においても執務しつむ時間に、つくえの前にこしかけるだけは誰も同様であるが、実際仕事をさばくについても、ぶつぶつつぶやきながらすると、快活にやるとは仕事の分量においてちがいはなくとも
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
骨董こっとうも好きであるが所謂いわゆる骨董いじりではない。第一金が許さぬ。自分の懐都合ふところつごうのいい物を集めるので、智識は悉無しつむである。どこの産だとか、時価はどの位だとか、そんな事は一切知らぬ。