“したごしら”の漢字の書き方と例文
語句割合
下拵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西園寺陶庵侯の雨声会がひさぶりに近日開かれるといふ事だ。招かれる文士のなかには例年通り今から、即吟の下拵したごしらへに取蒐とりかゝつてゐるむきもあるらしいと聞いてゐる。
「この高氏がむほんと聞いて、そこもとが、急にがくとするいわれはなかろう。天下をくつがえす下拵したごしらえにかけては、そちらは高氏などよりも、一日早い先輩だった」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私宅にて美術学校入学の下拵したごしらえをして、後に入学。卒業後、香川県の工芸学校の教師となった。