“しおどめばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汐留橋66.7%
潮留橋33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕日は丁度汐留橋しおどめばしなかばほどから堀割を越して中津侯なかつこうのお長屋の壁一面にはげしく照り渡っていたが、しかし夕方の涼風は見えざる海の方から
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
船蔵ふなぐらの裏通りから永代橋へ——そして霊岸島れいがんじま——鉄砲洲てっぽうず——汐留橋しおどめばし——日比谷——仙石邸前——伊達家前——金杉橋——
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「よくもまあ武家屋敷が勤まるこったのう。いずれ明石町か潮留橋しおどめばしあたりの部屋にゃ相違あるめえが——え、おう、勘。」