“しおどき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潮時50.0%
汐時47.2%
汐刻2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうほんとうに潮時しおどきだった。もうほんの少したったら、彼らは二人でうまく事務室から飛び出すことができるのだ。
火夫 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
折ふし、小屋の木戸は、これから灯も入れ客も入れようとしていた汐時しおどきだった。だが今はそれどころか、降ッて湧いた椿事ちんじである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「仮にだめでないとしても、この辺が退却の汐刻しおどきだと思う」
風流太平記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)