“ざた”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ザタ
語句割合
沙汰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内乱を煽動せんどうする記事を毎日掲げていた。実を言えば、それもただ言葉の上のことだけで、実際の腕力沙汰ざたになることはめったになかった。
重々しく落ち着いた人格で、尊い親王がた、大臣家から令嬢との縁談を申し込まれても承知しないという取り沙汰ざたを聞いても
源氏物語:46 竹河 (新字新仮名) / 紫式部(著)
廷珸も人命沙汰ざたになったので土地にはいられないから、出発して跡を杭州こうしゅうにくらました。周丹泉の造った模品はこれで土に返った訳である。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)