“さんきち”の漢字の書き方と例文
語句割合
三吉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次いで佐藤三吉さんきち博士の診察を受けたこと。今はすでに重篤の状態にあることをも云つた。そして、赤彦門下の三人の女流は岡ふもとさんと一しよに明日信濃しなのに立つこと。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
長二にさせようと、店の三吉さんきちという丁稚でっちに言付けて、長二を呼びにやりました。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「あ、あすこへやってきた。三ばん見はり小屋の三吉さんきちだな。なにか重大な知らせをもってきたのにちがいない。」
奇面城の秘密 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)