“さこんえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
左近衛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとより流鏑馬やぶさめに限ったことはござらぬ、朝廷にては五月五日の騎射、駒牽こまひき左近衛さこんえ右近衛うこんえの荒手結、真手結、帯刀騎射たてわききしゃというような儀式、武家では流鏑馬に犬追物いぬおうもの笠掛かさがけ
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
左近衛さこんえ少将で年は二十二、三くらい、性質は落ち着いていて、学問はできると人から認められている男であっても、格別目だつ才気も持たないせいで、第一の結婚にも破れたのが
源氏物語:52 東屋 (新字新仮名) / 紫式部(著)
左近衛さこんえノ中将にじょ
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)