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さくまちょう
ふりがな文庫
“さくまちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
佐久間町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐久間町
(逆引き)
未
(
ひつじ
)
の刻に
佐久間町
(
さくまちょう
)
二丁目の琴三味線師の家から出火して、日本橋方面へ焼けひろがり、翌朝卯の刻まで焼けた。「八つ時分三味線屋からことを出し火の手がちりてとんだ大火事」
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
さて、その翌朝、神田
佐久間町
(
さくまちょう
)
の裏長屋、どんづまりの二間きりのボロ長屋でとど助がまだ高鼾で寝くたばっているのを、アコ長が、ひどく勢いこんでゆり起す。
顎十郎捕物帳:17 初春狸合戦
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
抽斎はこの詩を作ってから三年の
後
(
のち
)
、
弘化
(
こうか
)
元年に
躋寿館
(
せいじゅかん
)
の講師になった。躋寿館は
明和
(
めいわ
)
二年に
多紀玉池
(
たきぎょくち
)
が
佐久間町
(
さくまちょう
)
の天文台
址
(
あと
)
に立てた医学校で、
寛政
(
かんせい
)
三年に幕府の
管轄
(
かんかつ
)
に移されたものである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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