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さかもぎ
ふりがな文庫
“さかもぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
サカモギ
語句
割合
逆茂木
92.3%
逆木
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆茂木
(逆引き)
義仲勢は、宇治も勢多も橋板をはずし、川底に
乱杭
(
らんぐい
)
を打ちこみ、そこへ縦横に大綱を張り廻らし、またこれに
逆茂木
(
さかもぎ
)
をつないで流してある。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
本間、渋谷の手の者が、真っ先立って突き進み、堀の中へこみ入りこみ入り、忽ち
切岸
(
きりぎし
)
の下まで押し進み、
逆茂木
(
さかもぎ
)
を引きのけ打ち入ろうとした。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
さかもぎ(逆茂木)の例文をもっと
(24作品)
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逆木
(逆引き)
逆木
(
さかもぎ
)
を設け、関所を数多くつくった。戦は朝六時から矢合せで始められ、十分の一の小勢ながら死物狂いで防戦する三井寺の衆徒に平家も手をやいた。
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
一方奈良の大衆老若合わせて七千余人、武具に身を固めると、奈良坂、般若寺の二カ所の路に掘割を作り、楯垣を並べ、
逆木
(
さかもぎ
)
を引いて防備を固めて待ち受けた。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
ところが、寺には堀がひかれ、要所には楯を並べ
逆木
(
さかもぎ
)
を立てつらねるなど、急造ながら厳重な防備が作られてあったため、軍の進発にはこれを一つ一つ取りのぞいてゆかねばならなかった。
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
さかもぎ(逆木)の例文をもっと
(2作品)
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