“ごやっかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
御厄介100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あ、もし、太夫様にお眼にかかれぬならば、あの、お松と申す女の子が、このお家に御厄介ごやっかいになっておりまするとやら」
先月は大勢で御厄介ごやっかいになりその上久振に播半で結構なおもてなしにあずかり、故郷のよさをしみじみ味わうことが出来てうれしゅうございました。
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
お延がせんを越して、「御厄介ごやっかいになります」とこっちから挨拶あいさつをしたので、始めて気がついたように、看護婦も頭を下げた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)