“ごせち”の漢字の書き方と例文
語句割合
五節100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな機会がまた作られたならば、大弐だいに五節ごせちに逢いたいと源氏は願っていたが、五節の訪問も実現がむずかしいと見なければならない。
源氏物語:14 澪標 (新字新仮名) / 紫式部(著)
ところが、その後、五節ごせちの宴に、なみいる公卿たちが、乱拍子を高めて、歌いはやすのを聞けば——
座敷の御簾みすをいっぱいに張り出すようにしてすそをおさえた中で、五節ごせちという生意気な若い女房と令嬢は双六すごろくを打っていた。
源氏物語:26 常夏 (新字新仮名) / 紫式部(著)