“ごしゅうぎ”の漢字の書き方と例文

語句	割合
御祝儀	100.0%

御祝儀

「え、ことわってしまうんですか。あら、おかしいわね。御祝儀（ごしゅうぎ）がいただけるのに、房枝さんは慾がないわねえ」

爆薬の花籠 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

それを御祝儀（ごしゅうぎ）とも苗祝とも名づけて、常例にしていた土地も遠国にはあるが、蕉門（しょうもん）の人たちの熟知した京（きょう）江戸（えど）中間の田舎には、近世はもうあまり聞かなかったのである。

木綿以前の事 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)

きょうはその初日だったので、御祝儀（ごしゅうぎ）に浜の家で支那料理を奢（おご）って来たところだと言いました。

生々流転 (新字新仮名) ／ 岡本かの子(著)