“こんもめん”の漢字の書き方と例文
語句割合
紺木綿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帯は黒い毛繻子けじゆすのくけ帯をかひくちに結んで居ました。紺木綿こんもめんの前掛をして居ました。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
草餅の重の風呂敷ふろしき紺木綿こんもめん
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
と言いながら、岸本は山国の農夫の着ける紺木綿こんもめんのカルサンを着けたまま、自分で茶を入れに火鉢ひばちの側へ立って行った。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)