“こんにゃくいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
菎蒻色50.0%
蒟蒻色50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嬰児あかんぼてのひらの形して、ふちのめくれた穴が開いた——その穴から、件の板敷を、向うの反古張ほごばりの古壁へ突当つきあたって、ぎりりと曲って、直角に菎蒻色こんにゃくいろ干乾ひからびた階子壇……とおばかり
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
外の星明りに障子は蒟蒻色こんにゃくいろに明るくて、樹々の影が海原のすさびを思わせる。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)