“こんたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魂胆83.3%
魂膽15.0%
根端1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つはメントール侯の日常を知っている娘さんたちを味方につけて、翌日以後大いに利用しようという魂胆こんたんだったということである。
暗号音盤事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さういふその男の魂膽こんたんはどこにあつたか? しかしおきみと周三は、その疑問を詮議せんぎする前に、背に腹は代へられぬ、といふせつぱ詰つた氣持ちから、とりあへず
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
見ると二本とも同じ人の毛で、根端こんたんの有様から推すとたしかに抜け落ちたものであるが、遊離端ゆうりたんはさみで切った跡がはっきりついていた。
謎の咬傷 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)