トップ
>
こわいろや
ふりがな文庫
“こわいろや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
声色屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
声色屋
(逆引き)
三月になると
仲
(
なか
)
の
町
(
ちょう
)
は桜の花盛り。それから後は花菖蒲、秋になると菊の花だ。両側ともずっとお茶屋の二階。芸者が上っている。新内の流が通るね。
声色屋
(
こわいろや
)
が来る。ボアン。ええお二階のお客さま。
渡鳥いつかへる:軽演劇一幕四場
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
使命を
半
(
なか
)
ばにしてズタ斬りとなるか、無念の鬼となろうとしているのを、世間は
宵
(
よい
)
の
絃歌
(
げんか
)
さわぎで、河岸を流す
声色屋
(
こわいろや
)
の木のかしら、いろは茶屋の客でもあろうか、小憎いほどいい
喉
(
のど
)
な
豊後節
(
ぶんごぶし
)
——。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こわいろや(声色屋)の例文をもっと
(5作品)
見る