“こやもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小屋者50.0%
劇場関係16.7%
劇場関係者16.7%
芝居者16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝山かつやまでなし島田しまだでなし、さあ何でござろうな」「その髷こそ鬘下地かつらしたじでござる」「鬘下地? ははアこれがな」「したがって女は小屋者こやものでござる。女義太夫か女役者でござる」
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
もうもうコンナ劇場関係こやもの生活だの、探偵劇だのには飽き飽きしているのですからね。天命を知ったとでも云うのでしょうか。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
見物人という奴は劇場関係者こやものよりもモット薄情な、モット好奇心の強い人種だからね。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ふうんもねえや。知れたことよ。らされたのあその芝居者こやものだ。眉毛のねえのも女形おやまなりゃこそ。何てったけのう、え、彦。」