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こまちあい
ふりがな文庫
“こまちあい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小待合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小待合
(逆引き)
浜町二丁目五徳庵といふ鳥料理の近くなる
小待合
(
こまちあい
)
に上りし時、
上
(
あが
)
り
花
(
ばな
)
持出る女中をふと見れば、まがふ方なくかの琉球屋敷へ出入の女なりしぞ奇遇なる。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
新時代の料理屋または
小待合
(
こまちあい
)
の座敷を
聯想
(
れんそう
)
させるような、上等ならば
紫檀
(
したん
)
、安ものならばニス塗の食卓を用いる事を許さないので、長火鉢の向うへ持出されるのは、古びて
剥
(
は
)
げてはいれど
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
新橋にてもこの程度にて遊べるところ
路地
(
ろじ
)
の
小待合
(
こまちあい
)
には随分ありたり。
神楽坂富士見町四谷
(
かぐらざかふじみちょうよつや
)
辺ならば芸者壱円にて帯を解くものもありしかど名ばかりの芸者にて
長襦袢
(
ながじゅばん
)
は
胴抜
(
どうぬき
)
のメレンスなり。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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