“こごしゅうい”の漢字の書き方と例文
語句割合
古語拾遺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また『古語拾遺こごしゅうい』によれば、その天日鷲命が東国経営の際に、穀の木をえられた地方が今の下総しもうさ結城ゆうきであったとも言われている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
古語拾遺こごしゅうい』には国津罪は国中人民犯すところの罪とのみ申してあるが、それではこれに対する天津罪は、誰の犯すところなるかが不明となります。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
古語拾遺こごしゅうい』の著者などはそれよりまたずっと昔において、既に平安京初期の文化を悪評しているのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
大同三年(八〇八年)に成ると伝うる『古語拾遺こごしゅうい』の終りの一節、大地主神おおちぬしのかみが田を営み、牛の肉を田人たびとに食べさせた罰によって、いなごの害を受け苗葉なえはたちまち枯れ損じたという条に
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)