“こくばん”の漢字の書き方と例文
語句割合
黒板100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枕というは黒板こくばんふき位の大きさの、蕎麦殻そばがらをつめ込んだ小さな袋である。これが高さ三インチの長細い木箱の上にのっている。枕かけというのは柔かな紙片を例の袋に結びつけたものである。
子供が黒板こくばん白墨はくぼく悪戯いたづらに書いた算用数字。2、2、2、2、2、2。
動物園 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
同校の正門内に卒業生の寄付に係る作法実習用の茶室が竣工しゅんこうしたため、自然不要に帰し、火災直前までは物置として保存されおり、階上階下には運動会用具その他、古黒板こくばん、古洋燈ランプ、空瓶、古バケツ
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)