“こうぜんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
興禅寺50.0%
興禪寺50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五町七辻の福島を出端ではずれると、興禅寺こうぜんじの曲り角から登りになって、彼方かなたに関所のさくが見える。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
午后は町を逍遙せずやといふ友の言葉に從ひて、家の若き主人あるじ三人みたり共に家を出づ。先づ、木曾川を渡りて、對岸なる興禪寺こうぜんじを訪ふ。寺は町の古寺にして、域内に木曾義仲の墳墓あり。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)