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こうがいひふん
ふりがな文庫
“こうがいひふん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
慷慨悲憤
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慷慨悲憤
(逆引き)
国内のことに
空
(
むな
)
しく
慷慨悲憤
(
こうがいひふん
)
している連中などの、
梯子
(
はしご
)
をかけても及ばないところにその着眼と規模とがあって、長崎の微々たる小吏でありながら
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そこには常に諸国から志士人傑が集まっていて、
慷慨悲憤
(
こうがいひふん
)
の議論の絶えるときがなかった。しかしかれはその中にあっても
悄然
(
しょうぜん
)
と
孤
(
ひと
)
り
緘黙
(
かんもく
)
していた。どのような熱狂にも巻きこまれなかった。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
宿に着いて、風呂を上り夕飯も済んで例の浪士どもは、
慷慨悲憤
(
こうがいひふん
)
の口調で、国事の日に非なるを論じ合っていたが、竜之助はそれに
拘
(
かかわ
)
らず外へ出ました。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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