“げんくん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
元勲57.1%
厳君42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この温泉場の元勲げんくんで、詩書に堪能たんのうであり、雲仙陶器の創始者と知られ、同時に七十三歳を迎えた今年のはじめから、雪白せっぱくの頭に、黒髪をおびただしく生じはじめたことで
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
彼の性質としてもとより維新後に生存し得る能わず、仮りに一の不思議力は、彼を明治年間にともない来ることありとするも、彼は維新の元勲げんくんとして、巨冠を戴き、長裾を曳き
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
厳君げんくんも可なり顕著な症状を示していた。
小問題大問題 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)