“げたば”の漢字の書き方と例文
語句割合
下駄穿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下駄穿げたばきに傘を提げて、五月闇さつきやみの途すがら、洋杖ステッキとは違って、雨傘は、開いてしても、畳んで持っても、様子に何となく色気が添って、恋の道づれの影がさし、若い心をそそられて
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そこに私は下駄穿げたばきのまゝ腰掛けた。
(新字旧仮名) / 島崎藤村(著)