“げすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
下水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いきなりお舟は、長い下水げすいの橋の下へはいっていきました。それで、箱のなかにはいっていたときと同様、まっ暗になりました。
比嘉春潮ひがしゅんちょう君の話によれば、かの島でモノにさらわれた人は、木の梢や水面また断崖絶壁のごとき、普通に人のあるかぬところを歩くことができ、また下水げすいの中や洞窟どうくつ床下ゆかした等をも平気で通過する。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
こうおもっているところへ、ふと下水げすいの橋の下に住む大きなどぶねずみがでて来ました。
どうでしょう、ちょうど橋がおしまいになったところへ、下水げすいが滝になって、大きな掘割ほりわりに流れこんでいました。それは人間が滝におしながされるとおなじようなきけんなことになっていたのです。