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けんまこくげき
ふりがな文庫
“けんまこくげき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
肩摩轂撃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肩摩轂撃
(逆引き)
いつも賑やかな浅草は、その日も素晴らしい
賑
(
にぎ
)
わいで、奥山のあたりは
肩摩轂撃
(
けんまこくげき
)
、歩きにくいほどであった。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と、ここ大宝郷へ、
蝟集
(
いしゅう
)
して、
肩摩轂撃
(
けんまこくげき
)
の人波をその日には見せた。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一刻毎に集り来る人の群、殊に六時の神戸急行は乗客が多く、二等室も時の間に
肩摩轂撃
(
けんまこくげき
)
の光景となった。時雄は二階の
壺屋
(
つぼや
)
からサンドウィッチを二箱買って芳子に渡した。切符と入場切符も買った。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
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