“けっきざかり”の漢字の書き方と例文
語句割合
血気盛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、源も血気盛けっきざかりな年頃ですから、若々しいほおの色なぞには、万更まんざら人を引きつけるところが無いでもない。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
賢二といへるは寺内河竹新七じないかわたけしんしちの弟子なればなほ血気盛けっきざかりの年頃なりしが真砂助は先代瀬川如皐せがわじょこうの弟子とやらよほどの高齢なるに寒中も帽子をかぶらず尻端折しりはしょりにて向脛むこうずね
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)