“くんぷ”の漢字の書き方と例文
語句割合
君父100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何物かとはいわゆる時代の精神である。当時のさむらいは、君父くんぷの仇をそのままに差いては、生きて人交りができなかった。彼もその精神に押しだされたのである。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
仮令たとい君父くんぷの命たりとも毒薬調合はせぬのがおきて夫故それゆえ医者に相成る時は、其の師匠へ証文を差出さしいだすとる医に承りて承知致して居ります、何故なにゆえに拙者が毒を盛りましょう、毛頭覚えない事
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)