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くろばね
ふりがな文庫
“くろばね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒羽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒羽
(逆引き)
一行は今夜、
那須野
(
なすの
)
ヶ
原
(
はら
)
の
黒羽
(
くろばね
)
町に一泊の予定で、その途中、有名な
雲巌寺
(
うんがんじ
)
へ回ってみる積りなので、急流の岸の水車小屋に足を運び
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
古峰
(
こぶ
)
ヶ
原
(
はら
)
あたりもそのひとつです。那須野の
黒羽
(
くろばね
)
の向うにある
雲巌寺
(
うんがんじ
)
なども世の塵の至らない別天地だと思ひます。
談片
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
重い荷物は
尽
(
ことごと
)
く駄馬に着けて、近道を
黒羽
(
くろばね
)
町まで送り届けて貰う事とし、黒羽町の宿屋は△△屋というのが一等だと聴いたのでそこと
取極
(
とりき
)
め
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
那須駅から
黒羽
(
くろばね
)
附近、
雲岩寺
(
うんがんじ
)
、更に峠を向うに越して、
久慈
(
くじ
)
川の渓谷に入つて行くのも捨て難い。
行つて見たいところ
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
「明治四十三年十月二十日、
黒羽
(
くろばね
)
町
万盛楼
(
まんせいろう
)
の
娼妓
(
しょうぎ
)
小万
(
こまん
)
、男と共に逃亡、この山奥に逃込みし
筈
(
はず
)
、捜索のため
云々
(
うんぬん
)
——」
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
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