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くろばおり
ふりがな文庫
“くろばおり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒羽織
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒羽織
(逆引き)
黒頭巾
(
くろずきん
)
、
黒羽織
(
くろばおり
)
、茶じまの
袴
(
はかま
)
に
雪駄穿
(
せったば
)
きの、中年をすぎたようなからだつきの武家が一人、さっきから、足音をしのんで、ゆきつもどりつ、
家内
(
なか
)
の容子を聴きすまそうとしていたのであった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
玉に
中
(
あた
)
つて死んだものは、
黒羽織
(
くろばおり
)
の大筒方の外には、淡路町の北側に
雑人
(
ざふにん
)
が一人倒れてゐるだけである。大筒方は大筒の側に
仰向
(
あふむけ
)
に倒れてゐた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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