“くろしま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黒島50.0%
黒縞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小浜こはま竹富たけとみ新城あらぐすく黒島くろしまという四つの島があって、昔の首邑の東南面を防護するかのように併列しているのみか、現に三離御岳の祭儀の一部ずつを分担して持ち伝え
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
与那国島よなぐにじまでいうビギリヤダマ、または黒島くろしまなどのアンビターという貝のように、干瀬ひせに産する美しい小貝を、いろいろの木の実草の実と一つ置きに、糸に通して首に掛け
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あまり美事みごとの出来だからと云うて、廻沢めぐりさわから大きな水瓜すいか唯一個かついで売りに来た。緑地に黒縞くろしまのある洋種の丸水瓜まるすいかである。重量三貫五百目、三十五銭は高くない。井戸にやして、午後切って食う。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)