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くろざや
ふりがな文庫
“くろざや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒鞘
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒鞘
(逆引き)
こうして、戦国の昔を思わせる
陣太刀作
(
じんだちづく
)
りの脇差が、普通の
黒鞘
(
くろざや
)
武蔵太郎安国と奇妙な一対をなして、この夜から諏訪栄三郎の
腰間
(
こし
)
に納まることとなった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
朽ち葉色の水干に
黒鞘
(
くろざや
)
の
太刀
(
たち
)
を横たえたのが、どういうわけか、しさいらしく、小屋の中をのぞいている。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして、部屋の隅には
黒鞘
(
くろざや
)
の長身の日本刀が立てかけてあった。床には大きな
熊
(
くま
)
の皮が敷いてあった。
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
めまぐるしい
燕
(
つばくら
)
の中に、男の
黒鞘
(
くろざや
)
の
太刀
(
たち
)
が、きらりと日に光ったかと思うと、二人はもう見えなくなった。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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