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くもかべ
ふりがな文庫
“くもかべ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雲壁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲壁
(逆引き)
今の男玄関の
雲壁
(
くもかべ
)
にひたとつきて我を見下すごとく、その首は低く
垂
(
た
)
れてわが頭に触るるばかりにて、その眼の球は尺余も、抜け出でてあるように思われたりという。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
今の男玄関の
*
雲壁
(
くもかべ
)
にひたと付きてわれを見下すごとく、その首は低く垂れてわが頭に触るるばかりにて、その眼の球は尺余も、抜け出でてあるやうに思はれたりといふ。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
この人も死ぬる二三年前に夜遊びに出でて帰りしに、
門
(
かど
)
の
口
(
くち
)
より
廻
(
まわ
)
り
縁
(
えん
)
に沿いてその
角
(
かど
)
まで来たるとき、六月の月夜のことなり、
何心
(
なにごころ
)
なく
雲壁
(
くもかべ
)
を見れば、ひたとこれにつきて寝たる男あり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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