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くつぬぎいし
ふりがな文庫
“くつぬぎいし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
沓脱石
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沓脱石
(逆引き)
その姿を見るが早いか、南縁の
沓脱石
(
くつぬぎいし
)
に腰かけていた五分
月代
(
さかやき
)
優
(
やさ
)
がたの浪人が、バラバラと彼の前へ駈け寄って来た。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なにが起ッたのかと思っていると、甚造という下僕が走り込んできて、
沓脱石
(
くつぬぎいし
)
に両手を突いた。俺は縁へ出て
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
例刻に病院から帰ると、玄関の
沓脱石
(
くつぬぎいし
)
に、黒革の半靴が、きっちり揃えてあった。伸子には、この艶々した黒靴が、妙に人格を持っているように感じられた。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
くつぬぎいし(沓脱石)の例文をもっと
(19作品)
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